Webデザイナーのアルバイト経験についてですが、まず仕事内容について解説してみます。
もくじ
Webデザイナーのアルバイトの仕事内容
アルバイトですので、メインとなるデザイン起こしなどははじめからやらせては貰えません。
クライアントへの納品の要となる部分になりますので。
まずは簡単なホームページの更新業務から始めるのが普通だと思います。
ECサイトやコーポレートサイトの新着情報欄などを、企業から来た修正依頼に基づいて更新、修正していきます。
まずは、本当にこれだけです。
文字を入れ替えるだけです。
末端のお仕事ですが、クライアントの要望にきちんと応えないと広報媒体としてのホームページが役に立たなくなってしまうので、重要なお仕事です。
また、このような煩雑なお仕事でデザイナーの手を煩わせてしまうと、Web制作会社全体の生産性が著しく低下してしまうので、アルバイトにやらせるというわけです。
慣れてくると画像の差し替えなどもするように
慣れてくると、文字だけの更新のみならず、ネットショップに代表されるような画像の差し替えなども行うようになってきます。
簡単なリサイズをして、クライアントの要望通りに画像を差し替えて行きます。
文字と画像を用いたホームページの更新、これだけでも猫の手を借りる程忙しいWeb制作の現場ではとても重宝されます。
またアルバイトに慣れてきて、PhotoshopやIllustratorなども使用できるのであれば、
デザイナーの指示に従って、簡単なものからバナーを作ったり、イラストやロゴをトレースしたりといった画像処理も任されることもあります。
ここまで来るともう立派なアシスタントですね。
デザイナーさんは大助かりだと思います。
画像処理が出来なくても、HTMLやCSSが理解できてDreamweaver等のソフトが使いこなせるのなら、コーディングを任されることもあります。
デザイナー色の強い会社では、コーディングなどシステム関係に弱いスタッフばかりで、コーディングは外注に出している会社もあるほどです。
社内でコーディングできるアルバイトがいることはこれまた大助かりな筈です。
いずれにしても会社で重宝されることは間違いなしです。
Webデザイナーのアルバイトの辛かったのは長時間の仕事
Webデザイナーのアルバイトの仕事をして辛かったこと、大変だったことは、やはり長時間デスクワークによる目、肩、腰の疲労です。
私はアルバイトですので夜中の12時には帰らせて貰っていましたが、デザイナーさんやディレクターさんなどは、納期前には徹夜仕事をすることもしばしばありました。
Web業界は肩書きこそ響きは良くて格好良いのですが、実際の現場は非常に地味で根気のいる作業を、淡々と且つ素早くこなす体力、気力、精神力が求められます。
また、メインのデザインを突き詰めて行く作業等には、社内ではもちろんのこと、お客様との細かい打ち合わせなど非常に高いコミュニケーション能力が求められますので、とても神経も使います。
コミュニケーションが円滑に取れていないと、仕事がまるでずれた方向に向かってしまう、そういう繊細な世界でもあります。
休みの日には、肩こり等の疲労でマッサージ屋に行くのがいつのまにやら必須になっいて、気付いたらマッサージ屋ジプシーになっていました。
Webデザイナーのアルバイトのよかったところ・メリット
この仕事をやってよかったと思ったことは、まずはやっぱり経験を積めることです。
またやはり自分が苦労して作った作品が、インターネットを通じて全世界に公開されると嬉しいですね。
それによって、お客様からお喜びの声を頂いたり、売上や知名度アップなどに貢献できたりと、やりがいは非常に大きい仕事だと思います。
物作りの楽しさを思う存分堪能できる仕事だと思います。
私も今現在はアルバイトの仕事から経験を積んで、今ではデザイナーを経てWebプロデューサーの仕事をしています。
最初から難しい仕事を無茶ぶりされることはありません。
Webの仕事に興味を持たれている方、アルバイトからはじめてみるのもオススメですよ。
大変ですがとてもやりがいがあって楽しいお仕事です。