交通量調査のアルバイトは、「道路を通行する車両の数をチェックする仕事」ということになります。
「通行人量」もその一つと考えていいでしょう。
もくじ
交通量調査のアルバイトの仕事内容
私の経験から、その仕事のスタイルを紹介します。
まず、決められた時間に決められた場所に集合。そこから、各自担当するスポットへ行き、調査を開始します。
町中などで見たことのある人もいるかもしれません。
交差点のところなどにパイプ椅子に座って、カウンターをカチャカチャ言わせている人、あれが「交通量調査員のアルバイト」なのです。
車両の種類別にカウントしていく
車両の種類別にカウントしていきます。
というと、「どういう種類分けをすればいいの? むずかしそう」と不安に感じる人もいるでしょう。
ご心配なく。
交通量調査のアルバイトでは、登録すると同時に、かなりきめこまかいガイダンスが行われるのがふつうです。
つまり、
「こういう種類の車両と、こういう種類の車両を分けてカウントしてください。
調査するポイントはココになります」
といったレクチャーが、事前にしっかりなされるのです。
なので、「初めてで不安」という人は、そのレクチャーをしっかり聞き、あとから見直すことができるように、メモを取るようにするといいでしょう。
むずかしい内容ではないはずです。
チーム単位で仕事を行う
実際の仕事は、「チーム単位」で行われます。
つまり、「1人の担当者が1つのポイントでずっとカウントし続ける」というやり方ではないということ。
たとえば、3人が1つのチームになって、決められた時間内で休憩を取りながら、ローテーションで仕事をするスタイルを取るのです。
調査員の休憩に関する配慮もされていますから、安心してできると思います。
交通量調査のアルバイトの要点はつまり、「まずガイダンスを受け、それをしっかり頭に入れて、当日遅刻しないように集合場所に行きさえすればそれでOK」ということになります。
交通量調査のアルバイトの大変だったこと
交通量調査は言うまでもなく屋外での仕事になります。
それも長時間労働のことが多いので、「季節によって辛さはまったくちがう」と言っていいでしょう。
当然、夏の炎天下、真冬の寒さは肉体的な辛さがけっして小さくはありません。
ただ、交通量調査のアルバイトは単発になりますから、暑さ寒さを敬遠したいのあれば、真夏や真冬を避ければいいでしょう。
そこは自己判断で、いかようにも対応できるはずです。
また、長時間労働になりますから、「毎日決まった時間に寝たり起きたりしないと気が済まない」という人には向きません。
けれど、それも大きなデメリットではないでしょう。むしろ「長時間労働であるメリット」もあるのです。
それは、後述します。
交通量調査のアルバイトやって良かったと思うこと
この仕事のメリットはたくさんあります。
先ほど触れたように単発のバイトですから、「ちょっと仕事してみよう」という人も気軽にできます。
また、「車両の種類別にカウンターを操作するだけ」という仕事ですから、むずかしいことは何もありません。
誰にでもすぐにできて、まず間違いなくこなすことのできる仕事と言っていいでしょう。
要するに技術を必要としない、初心者でも安心してできる仕事なのです。
それに、屋外での仕事でありながら、体力をまったく要しないといメリットもあります。
仕事は椅子に座ってするのですから、疲れようがありません。
先ほど説明した通り、長時間労働にはなりますが、チーム単位の仕事になりますから、休憩もじゅうぶんに取ることができます。
これは一例ですが、たとえば、3人1チームで、常に2人がカウントし、常にもう1人が休憩を取るということになります。
1時間単位でローテーションを組めば、「2時間働いて1時間休憩」ということになるでしょう。
これはかなり「楽な仕事」と言っていいのではないでしょうか。
「割がいい」というのも、メリットの1つ。
たとえば、早朝に集合し、朝から翌日の朝まで24時間労働の場合、2万円以上というのが相場です。
「単発で割のいい仕事をしたい」という人には、うれしい条件ではないでしょうか。
これがつまり「長時間労働であるメリット」なのです。
なお、ギャランティは仕事が終わったあと、その場でもらえることもめずらしくありません。
さらに、「仕事の対象となるのは目の前を通る車両や通行人」なのですから、「対人的な仕事は苦手」「接客業はしたくない」「人とのコミュニケーションは好きではない」という人にもおすすめです。