数年前に製菓材料、キッチングッズを中心に取り扱うネットショップにて、短期間(2週間程度)のアルバイトをしました。
クリスマス前の繁忙期ということでとても忙しくはありましたが、良い経験となりました。
検品のアルバイトの仕事内容
仕事内容ですが、検品作業が中心でした。
作業全体の流れは、
注文伝票に基づき倉庫から商品ピックアップ→梱包作業→発送伝票を貼付
でしたが、商品をピックアップする時点で検品を行いました。
実はこれは二度目の検品で、一度目の検品は商品が納品された時点で検品して倉庫に収めるのですが、ダブルチェックを行い、もれが無いようにしているとのことでした。
特に製菓材料については、小さく壊れやすいものが多いこと、またバースデーケーキなどは特別な日に作られるものなので間違いはあってはならず、細かい配慮が必要だなと思いました。
検品のアルバイトで大変だったこと
総じて楽しく、やって良かったと思えるアルバイトでしたが、まずは辛かったことからご紹介していきます。
季節柄仕方の無いことですが、倉庫での作業は寒さとの戦いでした。
足元にヒーターはありましたが、製菓材料はチョコレートなど熱に弱いものが多いこともあり、ほとんど機能を果たしていない状態でした。
納品伝票を見ながら検品しつつ倉庫にしまう作業では、たまに数が合わないことがあり(例 伝票には100個とあるが、商品は95個しか無いなど)、何度も数え直すのは結構苦痛でした。
のんびり余裕を持ってできれば良いのですが、ありがたいことにやることがたくさんあったので、受けた仕事をできるだけ早くこなそうと必死でした。
海外の荷物の検品は、商品を探すのが大変
また、海外の商材も扱っており、商品名が複雑でわかりにくいものが多かったので、伝票で確認して実際の商品を探し出すのに時間がかかったのは個人的にストレスでした。
長く勤めていればそのようなことはないと思いますが…。
また、たまたま全員女性スタッフでたまたま一番若手でしたので、高いところの物を取ったり、重いものを率先して持ち、翌日筋肉痛になったりしたこともありました。
当時は辛いと思っていましたが、今考えると良い思い出です。
検品のアルバイトで良かったこと・メリット
次に、やって良かったことですが、これはたくさんあります。
スタッフに恵まれたこともありますが、色々な世代の方々と協調性を持って働けたことは後々にも大きく役立ちました。
検品作業と言うと、非常に地味で簡単な仕事、というイメージがありますが、実際は結構大変です。
そんな中、ミスなく、効率良く作業を進められるよう、皆で仕組み作りを行いました。
この方法は良かった、まずかったなどをフランクに教えあえるコミュニケーションのとれる環境が土台にあったことが良かったと思います。
どんなに忙しくても、ランチ時間は一緒にみんなで、がこの会社のスタンスでした。
このアルバイトを通して身についたことと言えば、ルーティンワークにらおいても工夫改善を重ねることの大切さ、これに尽きます。
社会人となり、何となく華やかな印象を持たれる職種に就きましたが、表には出ない地味な仕事もたくさんありました。
嫌だなとか辛いななどと思ったことももちろんありますが、このバイトを経験したおかげで、ちょっと工夫するだけで作業も楽しくなる、ということを知っている強みができたように思います。
また、単純な意見ではありますが、私は甘いものが好きなので、その材料に囲まれて働けるのは嬉しい環境でした。
見たことのない珍しい商品や新商品など、飽きることはありませんでした。
また、在庫がすぐ無くなるのは人気商品なんだなとか、今はこういうものが流行っているんだなど、ちょっとお得な情報が仕入れられた気分にもなりました。
大変なことも多いですが、好きなものに囲まれてのアルバイトは、やっぱり楽しいものですよ。