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私は元々機械に弱く携帯ショップでアルバイトをするまで、携帯電話で使う機能と言えば、通話とメール。

他は写真を撮ったりインターネットで検索を時々するくらいの、ヘビーユーザーとは程遠い感じでした。

まさか自分が携帯ショップでアルバイトをすることになるとは、まったく想像していなかったので、初日は『場違いなところに来てしまったんじゃないか?』という思いで、とても緊張して出勤したことをよく覚えています。

そんな私がなぜ携帯ショップでアルバイトを始めたのかというと、友人の知り合いが引越しに伴いアルバイトを辞めることになったことでした。

急ぎで代わりのスタッフを探している、とのことで、たまたまアルバイトを探していた私に話が来ただけだったので、とくに興味がある業界でもなかった訳です。

ただ、幼い頃から親に「何でもやってムダなことはない」と言われて育ったので、ダメ元でちょっとやってみようと思ったのです。

携帯ショップのアルバイトの仕事内容

アルバイトを始めて最初の頃は、まだ手続きはできないので、来店したお客様にご用件を聞くことが主な仕事でした。

「それなら私にもできそう」と安易に考えたらそれは大きな間違いで、お客様のいう単語がわからないことばかりで、頭が真っ白になってしまいました。

携帯業界の用語や仕事を覚える以前の問題で、私の場合はある程度携帯を使いこなしているお客様が知っている、ごく普通の単語を覚えることから始まりました。

毎日が勉強勉強の日々

携帯電話の機能やサービス形態をある程度理解できるようになったら、次にお客様に提案をして契約をしていきます。

そこで壁にぶち当たったことが、お客様が理解できるように契約内容を説明することでした。

自分は理解できていても、それを何も知らないお客様にわかりやすく説明することが、こんなにも難しいとは。

何を言ってるのかわからない、専門用語を使われてもわからない、など接客中にお客様から怒られて落ち込む日々が続きました。

携帯ショップの難しさは、単に物を販売するのではなく、ご契約頂き長くご利用頂けるようにすることなので、販売してそこで仕事が終わる訳ではないことだと思います。

またお客様の大切な個人情報を扱うので、細心の注意が必要ですし、手続きでミスをするとその後お客様に多大なご迷惑をおかけしてしまうので、常に緊張感を持って業務に当たることが求められました。

老若男女さまざまな方が来られるので、中には無理難題を言ったりクレームを言ってくる方もいて、時には罵声を浴びせられることもあり精神的にツライことも多かったです。

携帯ショップのアルバイトで良かったこと・メリット

そういう毎日だったので、『やっぱり私はこの業界に向いてないんだ』と何度も辞めようと思ったのですが、そんな時はいつも先輩が励ましてくださり、気分転換に食事に誘ってくれたりと同僚には本当に恵まれました。

お世話になった先輩とは今でも時々食事に行くなど、十数年経った今でも親しくお付き合いをさせて頂いています。

そういう人たちと出会えたことが、アルバイトをして一番良かったと思うことです。

失敗を繰り返しながら自分なりに一生懸命続けていく中で、常連のお客様ができ、常連のお客様がご家族やご友人を紹介してくださるようにもなりました。

だんだん私宛に来てくださるお客様が増えていったことは、とても嬉しく、また私の何よりの励みになりました。

携帯ショップのアルバイトは仕事が終わる時間も遅く、日々進化を続ける業界で常に勉強が必要ですし大変なことも多いのですが、たくさんの出会いがあり、お客様から笑顔やパワーを貰えることが一番の魅力だと思います。

最初はどうなることかと思いましたが、苦手を克服し前向きに取り組むことの大切さを勉強しました。

それは今も私が大切にしていることです。