大学生の頃、ごはんが美味しくて好きな曲がそろっているカラオケ店でバイトをしていました。
わりと料金が高めのお店だったので、普通のカラオケ店より変なお客さんは来ないだろうと思い(笑)そのアルバイトを始めました。
もくじ
カラオケ店のアルバイトの仕事内容
仕事内容ですが、主にはフードのデリバリーとドリンク作りです。
デリバリーは、普通の飲食店と異なるのはカラオケ店はフロアがたくさんあることです。
従業員が使えるエレベータは数が限られているため、ほとんど階段での移動でした。
トレイを持ったまま階段を昇り降りするので腕も足も疲れるのはちょっと大変でした。
ドリンク作りで、カクテルの作り方を覚えられた
ドリンク作りは、ソフトドリンクやビールのような簡単なものから、カクテルや簡単なパフェのようなものもあります。
仕事しながらカクテル作りを覚えられるのは嬉しかったですね。
今でも家でお酒を飲むときに役立ちますし、友人と呑みにいった時に「これってどんなカクテル?」と聞かれたりもします。
パフェ作りはなんとなく楽しいので好きでした。
フードが冷凍食品のお店だと自分たちで作ることもあるようですが、わたしの働いていたところは調理担当が別にいたので、フード作りを行う機会はありませんでした。
機材トラブルの対応
あと、機材のトラブルもけっこうあります。
「どうやったら音が大きくなる?」「でんもくの使い方」などの簡単な質問、「マイクの電池が切れてる」と言われた場合は別のものへの交換をします。
お客さまとの交流はあまりなく、常連さんに年齢を聞かれたり、おすすめフードを質問されるくらいだったので、お客さまとの交流を楽しみたい人は居酒屋やスタバでのアルバイトのほうが楽しめると思います。
さらにレベルが上の仕事へ
そのふたつがこなせるようになると、別の仕事もやるようになります。
まず、ルームの清掃ですが、これは時間がシビアです。
1部屋あたりの目安時間が決まっていて、もたもた掃除しているとインカムで「ちょっと時間かかりすぎ」と注意されたりします。
なので、いかにスピーディーにこなせるかを、ゲーム感覚でこなすのをみんな楽しんでいました。
残りのフードやドリンクをガーッと捨てて、食器をさっさと集め、テーブルやイスを拭き、メニューを整え、マイクに消毒をし、部屋に消臭剤を撒く。
短い時間で美しく仕上がったときはなんだか自己満足ですが気持よかったですね。
フロントは社員やベテランさんの仕事
フロントは社員やベテランさんの仕事です。
レジでお金扱うし、部屋決めや料金の説明が難しいので、ここの仕事をやるようになるには2年くらい在籍する必要がありました。
わたしは、このレベルになる前に辞めてしまったため、やったことないですが、体力使うわけじゃないのが楽でいいとベテランさんたちは言っていました。
休憩時にはカラオケを歌ったり、まかないが
休憩室はなく、空いてる部屋が休憩室として与えられます。
一応、休憩中にカラオケ歌ってもいいよと言われているのですが、そこで歌っている人は見たことありませんでした(笑)まかないが出ます。
そこそこフードのおいしいカラオケ店だったので、まかないもおいしかったですよ。
たまにモニタリングのために新メニューを食べさせてもらえることもありました。
バンドマンや音楽好きの仲間が増えた
カラオケ店でのアルバイトをして良かったなと思うポイントは、やっぱり友だちが増えたことですね。
大学生・専門学生がほとんどで、みんな仲良くしていました。
また音楽関係のアルバイトということでバンドマンが多いんですよね。
わたしもバンドをやっていて、そっちの横のつながりができたのは役立ちました。
また、飲み会やプライベートで遊びに行くこともよくありましたし、アルバイト同士やアルバイト×バイトのカップルはよくいました。
中には結婚した人たちもいて、結婚式は同窓会みたいになって楽しかったです。
わたしは親友もできましたし、本当にやってよかったアルバイトだと思っています。
カラオケ店でのアルバイトのメリット・デメリットまとめ
デメリット・大変だったこと
フードやドリンクを届けるのが大変だった
メリット・良かったこと
- カクテルの作り方を覚えられた
- 休憩中にカラオケが歌えた
- まかないが出た
- 音楽が好きな人やバンドマンと知り合いになりやすい