私が働いていた回転寿司のお店での仕事内容は、
洗い場
軍艦<
握り寿司
お持ち帰り など
分担が細かく分かれていました。
もくじ
回転寿司のキッチンは、まずは洗い場の仕事から覚える
まずキッチンに入って、1番に始めるのは洗い場からです。
大体洗い場は1人で回すのですが、ここで重要なのはスピードでした。
効率良く洗い場を回さなければ、どんどん洗い物が溜まってしまいます。
お皿だけ集中してやってしまえば、今度はサイドメニューのお皿が足りなくってしまうので、いかにスピーディに、まんべんなくお皿を洗えるかが勝負となります。
大体手洗いのものは少なく機械が行ってくれるので、目を配らせて時間のムダなく機械を動かす事が、とても重要な作業でした。
これはあとから気付いた事なのですが、1人で洗い物をこなす事で、時間配分を学ぶのが目的だったのだと気付きました。
軍艦やデザート担当など作る
洗い物の担当が終われば、のちに軍艦やデザート担当など作る側を任されるようになれます。
1つの担当を完璧にこなせるようになると次の担当へ、そして最終的には、どのメニューも作れるようになり、お持ち帰りの担当を任されるようになって行きます。
回転寿司の調理場(キッチン)のアルバイトで大変だったこと
辛かった事といえば、休日のピーク時間帯が忙しいことです。
大体朝から夕方、夕方から夜までのシフトで仕事をしていたのですが、朝や夕方のゆっくりした時間帯から急なピーク時間帯を迎える時は、その波に乗り切れず作業に追われる時間が数時間も続くのです。
その時は、とてもしんどかった記憶があります。
キッチン側が先手を打てずにお寿司を流すのが遅れてしまうと、お客様の食べたいお寿司が流れて来ないので注文してしまう形になってしまうのです。
そうなってしまうと、注文された商品を作りながら通常のお寿司も流さなければなりません。
常に時間に追われる形になってしまうので、いかに早く注文されたお寿司を作りおえ、通常のお寿司を流すかが勝負になってきます。
また些細な事ですが、回転寿司は生モノを扱うため、衛生面をしっかりしていたので髪の毛1本も出してはいけません、ビニールキャップを被りさらにお店の帽子を被る徹底ぶりです。
そのため思春期の肌荒れしている時期など、ニキビのできたほっぺたなどを髪の毛で隠すことができないので嫌でした。
回転寿司の調理場(キッチン)のアルバイトで良かったこと・メリット
やって良かったと思えた事は、色々な年代の人と交流を持てた事です。
上の世代は、自分の親の年代(同級生の親)などが居て、まるで親の働いている姿を見ているような感覚でした。
こうして自分の親たちも働いてくれているのだと思うと、自然と感謝の気持ちを得る事ができ、親に対する態度も少しずつですが良くなりました。
チェーン店の回転寿司屋で働いていたので、1日に働いている従業員の数が多く友人や先輩との交流を深める事ができました。
また大学生も多くいたので、将来の進路について冗談を交えながらも相談に乗ってくれたり、自分の進路などを見つけるのにもとても良かったです。
後に他のアルバイトなども経験して気付けた事なのですが、たくさんの従業員が居る中で働くので、色々なタイプの人に合わせながら仕事をするというを学ぶ事ができました。
やはり人数が多いと必ずみんながスピーディにできる訳ではなかったり、自分のやり方を大事にする人や私語はせず、黙々と仕事に集中する人などさまざまです。
そんな中でも、できる限り相手のやり方の邪魔をせず、なおかつ自分の力も発揮しながら仕事する能力を身につける事ができたように思います。
またチェーン店だったこともあり、休日は大変ですが、それに伴い基本給が上がるので、忙しさに比例してお給料も上がるという形が忙しくても頑張れる源でした。
他でアルバイトをするよりもお給料が高く、また時間を持て余すような事がなく、早上がりなどもなかったので、1日1日でしっかりと稼げた事は高校時代の自分にはとても有難かったです。