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私は、一対一、一対二の、小学生~高校生対象の個別塾の塾講師のアルバイトをしていました。

塾講師のアルバイトの仕事内容

仕事の内容としては、生徒に合わせた教材をあらかじめ用意し、授業をし、連絡カードに記入する、ということです。

教材に関しては、生徒が用意したものを使うこともあれば、教室に用意された教材をコピーして使うこともあります。

基本は生徒と担当教師が相談して、授業の方法を決めていきます。

定期テストに向けた勉強をすることもあれば、受験勉強をする時もありますし、普段の宿題のサポートをすることもあります。

また、生徒によっては、毎回小テストを作成して行うこともあります。

塾講師のアルバイトで辛かったこと

辛かったことは、生徒の成績がなかなか上がらなかった時と、生徒が小テストを用意しても勉強してきてくれなかった時、宿題を出してもしてきてくれなかった時です。

私が注意して勉強や宿題をしてくるように言っても、生徒は聞きませんし、カードに書いても効果がありませんでした。

家庭と連絡をとるカードはありますが、なかなか家庭の方も本気でみてくれていないようです。

私の場合は生徒が中高生だったこともあり、家庭の方も子ども任せにしているところが多かったのです。

宿題をしてきてくれなかったり、勉強をしてきてくれなかったりすると、私の中でのプランも崩れてしまうため、とても授業がしづらかったです。

そのことは本当につらかったです。

また、頑張っていない生徒もそうですが、ちゃんと頑張っている生徒でも、なかなか成績はすぐには上がりません。

そのような時には、自分の力不足を感じて、本当に辛い気持ちになります。

辛いですが仕方がないので、次に向けて頑張るしかありません。

残業はそれほど多くなかった

塾講師の辛さと言えば、勤務時間外の労働というイメージがありますが、私の場合は前後合わせても30分に満たないほどでした。

授業の始まる少し前に行き、教材をコピーしたり、小テストを作成したりし、授業時間内に生徒が小テストを行っている時などに、その日の授業の流れを決めたりしていました。

その日その日で生徒がしたいことが異なっていたため、あらかじめすべてを用意しておくことができなかったからです。

生徒の希望を聞いてから足りないものを用意していました。

そのため、時間外の辛さはありませんでした。

塾講師のアルバイトをやって良かったこと

この仕事をやってよかったと思うことは、生徒の助けになれた瞬間があったことです。

成績が上がった時や志望校に合格した時はもちろん助けに慣れた瞬間です。

しかし、些細なことでも嬉しかったです。

毎日の小テストの点数が上がった時や、普段は宿題をしない子がしてきてくれた時、苦手だった問題が解けるようになった時などです。

また、授業時間内でも授業時間外でも、ちょっとした休憩の時に、生徒がプライベートの話をしてきてくれることがあります。

プライベートの話をしてくれるようになると、仲が深まったようで嬉しく感じていました。

また、プライベートの悩みを相談してきてくれる生徒もいて、毎週のように相談を受けてアドバイスをして…結果、その悩みが解決した時にはものすごく嬉しかったものです。

この仕事をしていると、こういった嬉しいことがたくさんあります。
 

また、一人一人に合わせた授業の方法や会話の方法を知ることができます。

それは、将来教師を目指している人にはもちろん大切な要素ですが、全ての人にあったら便利な要素です。

人に合わせた会話ができる人は、とても素晴らしいと思います。

世の中には色々な人がいて、色々な話し方の方法があるのだと、この仕事をしているとわかります。

また、生徒がわかるようにはどうすれば良いのか…と考えることで、相手の気持ちになって考える力も身に付きます。
 

勉強を教えることが得意な人はもちろんですが、苦手な人でも努力次第でできるようになる仕事ですし、充実していて楽しくて…と、メリットのたくさんある仕事です。

少しでも興味がある人は是非してみてください。