大学に通っていたころ、居酒屋でディナーのホールのアルバイトをしていました。
大学生なので、授業が終わる時間が曜日によって変わるため、フレキシブルな入り時間でも働けることと、やはり居酒屋ということでまかないが食べられることが、決めた要因でした。
もくじ
居酒屋のホールのアルバイトの仕事内容
仕事内容としては、
- お客さんの席へのアテンドやオーダーをとったり
- 配膳やバッシングを行う
- 宴会やコースの時間管理
- 店内の清掃
- 翌日のランチタイムの準備
- 会計業務
というのがメインでした。
オーダーについては、ハンディと呼ばれる機械でとっており、それがキッチンやドリンカーに入力したオーダーをとばしてくれるため、基本的にはそこまで重労働ということはありません。
どちらかというと、お店側からは要領よく仕事をこなしてくれたり、色んなことに気が付くことが求められました。
居酒屋のホールのアルバイトの大変だったこと
居酒屋なので、お客さんの大半はアルコールを召し上がっているので、お客様対応にはやや気を遣う場面は必然的に増えてきます。
併せて大変なことと言えば、お店にもよりますが、メニュー数が多い店舗だったため、メニューを覚えたり、その略語を覚えないと、他のスタッフとの意思の疎通が図れない場面が少なからずありました。
そして、やはり学校が終わった後に働いていたので、体力的には少々つらい瞬間もありました。
学校と並行で働いていると、必ずテスト期間が必ず来て、その期間前と期間中はシフトをやや減らしたくもなります。
テストが終わると、夏休みや春休みなど長期休みに入るため、あまり休みが多くなると長期間中に使えるお金が減ってしまいます。
そして他のスタッフも同じ大学生が多かったため、お店との兼ね合いでシフトを減らしにくいことも、やや大変だった思い出です。
居酒屋のホールのアルバイトの良かったこと・メリット
その一方で、数えきれない良い思い出もあります。
まず一点目はやはり同じような年代のアルバイトスタッフ、そして少し上の大人の社員との出会いがあります。
アルバイトが終わって、次の日が休みになれば、よく朝まで飲みに行ったり、カラオケやダーツなど遊びに行っていました。
大学内での友人関係も大事ですが、アルバイト内で出会った友人も同じく社会人になってからも関わることも多かったです。
やはり長い時間同じ方向を向いて働いていくので、仲は深まっていくことあり、その出会いは良い財産になりました。
まかないが食べられた
そして男子大学生にとっては、まかないがたくさんタダで食べられるというのも、非常に大きなメリットでした。
当時は貧乏学生でしたので、バイトに行けばお腹いっぱいになれてお金ももらえるということ、
そしてやはり料理ベタな自分が作るのではなく、まがりなりにも毎日料理を作っているプロがまかないを作ってくれるので、味の満足感も非常に大きかったです。
時給に関しては、他の同業のお店と特に大差はありませんでしたが、やはり食事代が浮くというメリットは他に代えがたいものでした。
長く働いていると、ポジションも上がってくる
学生のアルバイトが多いと、大学の卒業と同時に辞める人も多くなります.
そうするとポジションが上がっていくため、他のアルバイトスタッフのシフトを管理するようになったり、在庫の棚卸をして発注業務を任されたりするようなるなど、仕事の幅も増えていきました。
それと同時に時給もあがり、自分の入れるシフトも安定するようになりました。
居酒屋はサービス業なので、立ち仕事ですし、体を動かすことも多いし、いわゆる肉体労働に該当しますので、辛く感じる時もあります。
ただ社会人になってみると同じく仕事で辛い瞬間もあるため、朝から学校へ行き、学校が終われば終電近くまで肉体労働をすることは、そこへのステップというか耐性が身につくようにもなった気がします。
アルバイトでもお金をもらう分、働く意識というのが自分の中にしっかりと芽生えたと思っています。
アルバイトをする人、これからしようと思っている人にとって、毎月稼ぎたい金額や勤務先へ求める労働条件にも差があるとは思います。
専業の人も、他に学校ややりたいことがある人も、居酒屋のアルバイトはフレキシブルに対応してくれるので、非常におススメです。