engineer

大学を卒業した後にしばらくフリーターをしていました。

その際に経験したアルバイトがコンピューターシステムのエンジニアとしてのアルバイトです。

もともと家ではパソコンをいじるのが好きだった事とアルバイトの時給が非常に高額だったこともあり、コンピューターシステムのエンジニアのアルバイトに応募しました。

エンジニアのアルバイトの仕事内容

コンピューターシステムのエンジニアのアルバイトはシステムの保守・監視という作業を行うというものでした。

仕事の時間は夜間で企業が使っているサーバーで、保守のために毎日決まった時間で実行しているプログラムを、手動で実行するのが主な作業でした。

手順書があってやりやすかった

作業のやり方については写真付きの手順書というものがついており、その手順書というものに従って進めていけば良いというものでした。

例えば、毎日実行していたシステムの性能測定の処理を例に挙げましょう。

あるフォルダに保管してあるシステムの、性能測定のための処理を行う実行ファイルをダブルクリックすると、コンピューター上で処理が実行されます。

20分ほど処理が完了するのにかかるため、その間コンピューターがフリーズするような事がないかというのを目視でチェックしておきます。

そして、無事に処理が完了した場合には別のフォルダに、性能測定を行った結果が出力されているファイルが作られています。

そのファイルをコピーして、性能測定のデータをまとめてあるフォルダに格納するといったような作業になります。

基本的にはこのような決まりきった作業を手順書にしたがってやっていくだけなので、家でコンピューターを使っているという人であればだれでも出来る作業でした。

待ち時間が多くあって楽だった

処理を実行している間には待ち時間もかなり多く発生するため、その間は一緒に作業している人と喋ったりする余裕もあり、かなり楽なアルバイトだったと思います。

楽な割には一応エンジニアのアルバイトという事もあり、その当時の都内の平均時給の1.5倍~2倍はもらえるような美味しいアルバイトでした。

エンジニアのアルバイトの大変だったこと

面倒なのは普段行っている作業がうまく行かずにエラーが発生した場合です。

このような場合にはそのエラーの内容について、遠方にいる担当のエンジニアから指示を受けながら、エラー解決のためにさまざまなデータをチェックする事になります。

この作業にはマニュアルが存在しないため、誤った作業をしないように神経をとがらせて作業する事になります。

エラーが発生した時はアルバイトであっても残業が発生する事になります。

残業代はちゃんと出た

ただ、社員のエンジニアのように徹夜で作業をするようなことはなく、普段よりも2時間ほど帰るのが遅くなるくらいです。

また、この間の残業代もしっかりと支給されました。

基本的にトラブルについて頭を悩ますのは社員のエンジニアで、アルバイト側は指示に従って作業をすれば良かったので、そこまで辛いという事はありませんでした。

エンジニアのアルバイトのメリット、良いところ

コンピューターシステムのエンジニアのアルバイトのメリットは、何といっても時給が良い事です。

また、時給が良い割に待機している時間も長く、非常に楽なアルバイトだったと思います。

そして、基本的に担当している作業は単純作業の繰り返しなのですが、その作業の中で色々なWindowsの機能に触れる事になります。

経験を積むのにもおすすめ

普段は自分では触る事のないコンピューターシステムの内部まで見る事が出来たので、コンピュータについての知識が深まり、自宅でパソコンをいじる時にも色々参考になりました。

また、コンピューターシステムのエンジニアをする人は社員・アルバイト共におとなしい感じの人が多く、人間関係で悩まされる事が無かったのもこのアルバイトの良かった点です。

楽で時給も良く、そのうえ知識も身につくコンピューターシステムのエンジニアのアルバイトはおすすめのアルバイトです。