私がやって良かったと思うアンケート調査は「選挙の出口調査」のアルバイトです。
出口調査とは、選挙の投票が行われる当日に、投票場所(体育館や児童館など)の出入り口に立ち、投票した党などのアンケート調査を行う仕事です。
名前など個人情報は聞かないので、プライバシーに関することは問題ありません。
私の時は、色々な所で調査を行うのではなく、割り振られた一か所で半日~一日行いました。
アンケート調査のアルバイトの仕事内容
仕事の流れについて説明します。
まず通常のアルバイトのように面接等を行い、採用されると、説明会の日時がお知らせされます。
私の時の説明会は、会議室に同じように採用された人が大勢集まり、いっぺんに説明を受けるというものでした。
説明会の内容は、
①「どのように声をかけるのか」「どのように調査を行うのか」などの基本的なもの
②当日使用する報告用の携帯電話(専用のアプリがインストールされていました)の使い方と報告のしかた
③トラブルに対する対処法
④当日の流れ
などです。
分からないことがあれば質問もできますし、社員の方々は親身になって指導をしてくださいました。
出口調査の当日の仕事内容
次に当日についてです。
当日割り振られた投票場所についたらまず、その投票場所の役員や管理人の方々に簡単なご挨拶をし、調査を行うことを伝えます。
その後、調査に入ります。
調査は、投票場所の出入り口に立って行います。
調査対象は特に決まっているわけではなく、それぞれの場所によって「大体○人ごとに声をかける」と指示がありますのでそれに従います。
出てくる人を数えてランダムに、「出口調査にご協力いただけませんか?」と声をかけます。
協力しますと言って頂けたら、アンケート用紙に記載されている質問に沿って、調査を行います。
全て回答を頂いたら最後に調査をした方の年代を自分で判断し、アンケート用紙の年代の欄を埋め、調査終了です。
この調査作業を、勤務時間繰り返して何件も行います。
(午前と午後の間に休憩時間もあります)。
休憩時間と勤務終了時に、報告作業も行います。
報告は、配布された専用のアプリが入った携帯電話で、入力と電話で行います。
特に難しい操作ではないので心配いらないと思います。
出口調査のアルバイトで大変だったこと
このアルバイトの大変だったところは、まず、半日~一日立ちっぱなしだということです。
休憩時間はありますが、さすがに少し疲れます。
ですが基本的に単発、短期のお仕事だと思いますので、あと何時間だから頑張ろう!と思うことができます。
また、ランダムに声をかける分色々な人がいる、というのも大変ではあります。
私の時には、出口調査を知らなくて「これはプライバシーの侵害ではないのか?」とつっかかってくる方、
調査が終わっても雑談を続けたがる方、「この仕事は時給はいいのか?いくらなのか?」と聞いてくる方などがいらっしゃいました。
基本的に一人で行う仕事で、そばにスタッフや仲間がいるわけではないので、自分で考えて対応しなけばならないのは、なかなか大変でした。
ですが、説明会で「こんな時はどうすればいいのか?」等質問をすれば、経験のある方々が教えてくださると思いますので、前もって聞いておけばいいかと思います。
出口調査のアルバイトで良かったこと
このアルバイトをやって良かったと思ったところは、まず、たくさんの人とコミュニケーションがとれるということです。
選挙には様々な年代・性別の方々がいらっしゃいますので、普段の生活ではあまり話す機会のない年代の方などともたくさんお話ができます。
ほんの数分の調査の間ではありますが、快く回答してくださったり、「頑張ってね」と声をかけてくれる方もたくさんいて、心がとてもあたたまりました。
また、私の時は一日だけの単発バイトでしたので、長期のアルバイトのように、シフトを組んだり休み希望を出したり、ということがないのも負担が小さくて良いと感じました。
楽な仕事かというと、そこまで楽ではないかもしれませんが、コミュニケ―ションをとるのが好きな方は楽しくできるアルバイトだと思います。
学生さんなど、忙しくて長期のバイトをするのが難しい、という方にもおすすめします。