大学生のころの100円ショップでのアルバイト経験談を書かせていただきます。
仕事内容について
【場所】
学生が多く住んでいるエリアでの、スーパーに隣接したお店でした。
アルバイトは朝からお昼間のシフトの主婦の方6名ほど、午後から閉店までのシフトの学生10名ほど。
みな学生、しかも入学したてで入ってくる子が多かったです。
(おそらく近所で通いやすいのでしょう)
【仕事内容】
仕事は、品出し、発注、デコレーション、レジ打ち、掃除など。
慣れてくるとシフト調整なども任されてきます。
この店の会社は、社員(店長)の方がそれぞれのエリアを担当していて、自分のエリアを日ごとで回るのでほとんどバイトの人だけで店を回します。
店長は週1回くるかこないかです。
100円ショップは、いろんなジャンルの雑貨を取り扱っていますが、バイトひとりひとりに担当の場所が与えられます。
キッチンコーナーや園芸コーナーなど。
任されたコーナーの品出しを中心に、発注までを担当します。
専用のパソコンがあってそれを使用して発注を行うのですが、やみくもに適当に発注するのではなく、何が売れていて、何の売上が落ちているか、季節によって必要な人気商品は何か、など常に簡単なマーケティングをして発注する商品を決定していきます。
そして、商品を目立たせるためポップ作りも必ず行います。
これはかなり個性が出ますので、コーナーによって様々になります。
また、店内の飾りつけも行います。
季節ごと、お花見、行楽、クリスマスなどなどその季節ごとに見合ったデコレーションを行い、誘客につなげていくのです。
その時はあまり気が付きませんでしたが、自然に就職してからでも活かせるような知識が身に付いていました。
これは今でも私の仕事に活かされています。
アルバイトがきっかかで、マーケティングなどの分野に興味を持ち、今でもそれを活かした仕事に就いています。
そのほか、シフト制でレジに入ります。
1人1時間を目安に、その日いるメンバーでつないでいきます。
人数が多ければ1日1回程度、少ない時は1時間おきに数回など日によってまちまちです。
土日の売上が多く、忙しいので土日はレジのヘルプなど主にレジを中心に動きます。
売上金は、閉店後きちんと過不足をチェックし、全て確認作業が完了したら翌日の釣り銭分を除いてスーパーの金庫に保管させてもらいにいきます。
100円ショップのアルバイトの大変だったこと
特に辛かったな、と思うことはないのですがやはり学生の時もあって、まだまだ仕事に対して責任がない年齢だったので(みな同様に)、誰かが急に休むとそのカバーをしなければなりませんでした。
品出しなどで力を使う作業が多かったので、カバーする日に自分の体調が悪いと作業が大変でした。
もちろん私自身も急なお休みもありましたし、迷惑をかけたことと思います。
あとは勉学との両立でしょうか。
アルバイトで半分の生計をたてていたので、テストがある、ゼミがあるでバイトを減らすことができませんでした。
そのため授業についていけなかったり、テストであまり良くない結果になったり、となかなか両立は難しかったように思います。
それでも、アルバイト仲間たちは優しくて、仲よくなると色々サポートしてくれたので、本当に辛かった、と思うようなことは特にありませんでした。
100円ショップのアルバイトのやってよかったこと
もちろん、人との出会いでしょう。
私は、田舎から上京し入学後まもなくアルバイトを始めましたので、友達も少なく都会の環境にもまだ緊張しながら生活をしていました。
そんな中で同じ状況の人たちと悩みを相談したり、色々なことを話すことはとても有意義でした。
アルバイト後によく誰かの家に集まって夕飯を食べたり。
休みの日をみなで合わせてディズニーランドへ行ったりと。
アルバイトの時間以外でも会うことは多かったです。
私は、学校や家から近かったこともあり、そのバイトを学校を卒業するまで4年間続けました。
4年間の中で色々なことはありましたが、良い仲間に巡り合えたからこそ続けられたんだなと思います。
かれこれ卒業してから10年は経ってますが、今でもアルバイトで知り合った友人たちと会っています。
また、この仕事がきっかけで学んだことを今の仕事に活かしています。
今でも仕事に活かせていることに非常に感謝しています。
なお、100円ショップの体験談は、下記もあります。