私は楽◯やア◯◯ンで発注された、宅配物の仕分けのバイトを一定期間行っていました。
主に朝7時に最寄りのバス停でバスに乗り9時から仕事を始めます。
作業する場所はとても広い倉庫です。
その倉庫に何万という品があり、それを注文表にしたがって商品をピッキング(倉庫から品物を取り出す作業)します。
通販なので、ゲームやおもちゃなどはもちろん本や雑誌の取り扱いもありました。
一人一つずつ台車と、商品バーコードをスキャンするための機械が渡され作業します。
ピッキングする際には商品に記載されているバーコードを読み込むことにより、データがメインコンピューターに送られ梱包などの次の作業に移ります。
私はピッキング専門でやっていました。
一つ一つ丁寧に倉庫から取り出しますが、万が一お客様の商品を落としてしまって傷をつけてしまったり、元々傷がついている場合には「ダメージ品」として正社員の方に報告して販売元の会社に返還します。
この作業を夕方17時まで行い仕事が終了します。
帰りには倉庫にあったものを持ち出していないかのカバンチェックを簡単に行います。
宅急便の仕分けのアルバイトのつらかったこと、大変だったこと
この作業は基本的に立ち仕事です。
そして時に重い商品を運ばなければならない場合もあるので、最後の方になると腰が痛くなるときがあります。
さらにお客様の大事な商品を預かっているので、商品の取り扱いには十分注意が必要でした。
そのためピッキングする際には、とても注意深く商品を見なければならず、それで思ったよりも作業が進まなかったりします。
作業場はコンクリートで固められた倉庫です。そのため、夏場はある程度涼しいですが、冬になるととても寒いです。
そのため就業前には、社員の方からコートを着るように言われます。
それでも寒いため手袋をしたいのですが、軍手を着用しているため我慢が必要でした。
寒いからと言って手をポケットに入れると規則違反なの、で社員の方から叱られる時もあります。
そして、基本的にこれらの作業は一人で行うため朝から夕方以降、誰ともしゃべらないという可能性もあります。
お昼休みに少し話せるかなというくらいで、ほかの時間はずっと黙りながらの作業です。
そのため、30分でもとても長く感じ終わるころには重労働でもないのにくたびれてしまいます。
単純な作業の影響もあるでしょう。
宅急便の仕分けのアルバイトのやっていてよかったこと
バイトとしては、作業内容がとても簡単で覚えやすいです。
そのため、一時間もせずに仕事に慣れその後は、いかに効率よく作業が出来るかを考えられるので、効率化を考えるための時間がとてもあります。
そこを考えながら作業を行うと、単純作業でも没頭することができ、仕事が楽しいと思うようになりました。
宅配物の仕分けをすることにより、いつも使っている通販などの仕組みが少しわかったということも、新たな発見がありよかったです。
当たり前のように運ばれている商品も、実は多くの人が大事に商品を取り扱ってくださっていることを実感したのでとてもいい経験になります。
さらにこの作業をおろそかにやっていると、お客様の信用をすぐに失うということにも気づきます。
目の前にお客様がいない分より、一層意識できるようになりました。
やっていてよかったことの最後の点は、黙々と単純作業ができるため自分のコンディションに左右されずに作業できたことです。
飲食店などほかのバイトだと、お客様や決められた作業を、決められた時間内に終わらせなければいけないという縛りが、どうしてもあります。
しかし、このお仕事は特にノルマもなく、自分の出来るペースで仕事をこなせばいいので、ストレスが全くたまりません。
さらに自分のペースで作業ができるのでもし、自分のその日の体調や気持ちがよくないときには、少しペースを落としながらできるのがとてもよかったです。