kaisha-uketuke

高校卒業後に憧れていた会社に入り3.5年程勤めた後に離職しました。

その後一体何の仕事をすべきか、何ができるのか本当に焦っている時に、取りあえずバイトをでもして生活費を稼ごうと考えて派遣に登録しました。

そこが会社の受付でした。

常勤の受付の方が居られるので、忙しい曜日やその常勤の方が休む日のみ勤務する形態でした。

会社の受付ですので、訪ねて来られた方の案内や情報を内勤の方に伝えたり、場合によっては場所の案内をしていました。

少し変わっていたのは、そこでその会社のチケットの販売も並行して行っていましたので、その一般のお客さんの対応もありました。

会社の受付のアルバイトの大変だったこと

正直、自分の立ち位置と言うのが分からなかったのが大変でした。

高校卒業後に働いていた会社では、家庭的な雰囲気の中毎日ぐだぐだ話をしながら手作業をしました。

現場に行く時は、各々が出来る仕事を出来るだけ早くする事に努めました。

服装は、汚れてもいい服装で実際によく着替えが要りました。

その様な環境で仕事をした後に、初めての受付でしたので、服装一つからよく分かっていませんでした。

受付の服装には制服もなく私服をそのまま着用していましたが、そのまま遊びに行くのではないか、という服装で来ていました。

私自信は、正直何も考えていませんでした。

又、これから自分の人生は一体どうなるんだろうか、という焦りも多くありました。

一度内勤のお局さんに呼ばれて受付とは一体何か、と言うのを丁寧に教えて下さいました。

まずは意識を見せる、見られているという風に変える事、そうすれば自然と服装、言葉遣い、行動が変わってくるとの事でした。

具体的に分からなければ取りあえず自分の事は『わたくし』、方向を示す時はゆっくり指先まで神経を使って指し示す事、丁寧に感謝して行動する事を教えてもらいました。

初めての職種でしたが、今まで働いた事もあるんだ!というプライドも持っていましたが、場所が違えば立場を違う事を痛感しました。

その後私は看護師になりました。

現役の人とは4年もブランクがありました。

私よりも年下の方が先輩になります。

しかし、環境が違えば立場が違う事を既に習得していたので、難無く懐に入り込む事ができました。

会社の受付のアルバイトのやって良かったと思うこと

求められている事が、私自身が生活費を稼ぐ事の目的に見合っていない様に感じていました。

そんなに高みを私に求められても、私がここですべき事は時給を稼ぐ事以上は望んでいない、という勘違いでした。

何度辞めようかと頭をよぎった事はありましたが、また直ぐに仕事を辞めてしまう事に弱い、と自分でレッテルを貼りしばらく働く事にしました。

スタッフの方は優しく丁寧な方ですので、人間関係で悩む事は全くありません。

つまり自分のモチベーションだけの問題でしたので続ける事が可能でした。

初めての仕事を辞めた時に同級生に

「自分が変わらなければ又同じ理由で辞める事になる。」

と言われました。

その言葉を胸に抱きながら5年間断続的ですが勤務を続けました。

働いている時には何人ものスタッフが入っては辞めていきました。

正直、嫌だと思った所で、ある一線を超えると慣れてくる事に気付きました。

ですので、それから看護師をして辞めたいとか考える時も、他にやりたい事がしたい時以外は、辞職をあまり考えないようになりました。

今のこの経験を踏まえれば、一番最初の仕事に対しても向き合い方が変わっていただろうと考えると、働く順番を間違えたな、と感じています。

これからも行く度となく辞めたいと感じる事もあると思いますが、少しは我慢強さを見に付けてこの受付の仕事を乗り越えたと思っています。

自信につながる成功体験ができて良かったと感じています。