obentouya

花見の時期に弁当製造のバイトを募集していたのでやりました。

面接で採用になった後に、検便を持ってくるよう言われて提出するのが少し面倒だったのですが、飲食業なので仕方がありません。

初日は花見弁当を製造するための作業場作りで、日頃は何か他に使われているらしい部屋から、大量の食器を運び出し食器棚を移動させて、掃除をしたうえで作業テーブルをいくつも運び入れました。

初日で時間も長かったので結構くたびれました。

いよいよ弁当を作る日には、帽子を支給されました。

帽子はネットつきで、襟足から髪の毛が出ないよう包み込んで被るタイプです。

手袋は手にフィットして作業がしやすい薄手の使い捨てタイプ。

手袋をした後にはアルコールスプレーで消毒をします。

マスクも同じく使い捨てでした。

調理作業

社員やパートさんの手伝いをしました。

それまで調理のバイト経験はありません。

酢の物にする小さいエビの皮を大量にむいたり、茹でたエビを半分にスライスしたり。

エビの皮は尖っていて指に刺さってしまいましたが、社員がさっと戸棚から薬を出してくれました。

他の上司が「手慣れた包丁さばきだ。さては家でやってるね」と誉めてくれました。

別にそう上手でもないのに、きっと元気づけようとしてくれたのでしょう。

鳥肉に塩とコショウの下味をつける、ダシで煮た油揚げを鍋から出すなど、どれも単純作業だったので特に緊張することもなくできました。

日頃の家事の参考になり、刺激を受けられ良かったです。

エビ入りの酢の物は、家に帰ってからさっそくマネして作りました。

作業の終了後にはキッチンの後片づけや、皆でゴミ捨てに行く仕事があります。

弁当箱におかずを詰める作業

大量の弁当箱を段ボールから出して組み立て、弁当箱の種類ごと重ねて準備します。

ベルトコンベアーのようにつなげた作業台にバイトがずらりと並びます。

一人につき1~2種類のおかずを担当します。

作業台の左の人から1種ずつおかずを詰めていき、右隣の人へ流す完全手作業のシステムです。

大変だと思った点は、もたもたおかずを詰めていると、作業が滞って右隣の人を待たせてしまうことです。

でも作業台のどこの位置に立つのか、どのおかずを選ぶかなどは自由だったので助かりました。

おかずによっては緑の葉っぱに似たバレンを同時に入れる作業もあり、スピードに自信のなかった私は、なるべく簡単そうなのを選んでいました。

焼き魚の切り身でも皮の向きについて決まり事があるのです。

最初の頃に太いゴボウばかり詰めてしまうと、後で貧弱なのしか残らず見た目が悪くなるので、太いのと中くらいのを合わせるとかして、多少の臨機応変さが必要でした。

汁の出るおひたしや口直しのデザートなどは、流れ作業のないときに、前もって一人分ずつ紙のカップに分けて入れます。

紙カップが何十枚も重なってさっと取り出しにくいので、1つずつばらしたりもしました。

次から次へと新しいおかずが見られるのが楽しみでした。

お弁当の製造のバイト先の雰囲気

大量募集ということもあって、慣れない仕事でも皆が初心者で心強かったです。

集団が苦手な私は昼休憩はなるべく一人でいましたが、年齢層が幅広いこともあり、誰かしら気遣って話しかけてくれる人がいました。

学生から年輩の方まで圧倒的に女性が多かったです。

しかし男性もいて、居づらいという感じには見えませんでした。

手隙になると社員が何か仕事を探してきてくれました。

それも無くなると早めに帰らされることもあって、その分は予定より稼ぎが減りました。

賄いつきのバイトではなかったのに、頑張ったご褒美として、休憩時間におにぎりや飲み物などが配られることがありました。

バイト先で臨時の売り子を募集していると声がかかり、チャンスが広がることもあるようです。